にのめちゃんステッカーで学ぶステッカー印刷

先日描いたにのめちゃんがとってもかわいく描けたので(まさに自画自賛)、唐突にステッカーにしてみました。

ステッカーのようなグッズ系を作るのは初めてで、いろいろと経験値がたまったので、得られた知見を共有したいと思います。

印刷所選び

作ると言っても自分で刷るわけではなくて、印刷所にお願いしました。

同人誌もそうですが、シール・ステッカーも印刷所がたくさんあって迷います。 また、ステッカーの印刷は初めてで、どんな紙や加工があって、それぞれどういう仕上がりになるのかいまいちピンときませんでした。 そこでまずは、「ステッカー 印刷」などでググって出てきた上位10社くらいを眺めてみて、中でも良さそうだった次の2社にサンプルの請求をしてみました。

このうち、デジタさんからは請求した2日後にサンプルが届いていました(しかも速達)。対応が早くてびっくりしました。 届いたサンプルはこんな感じでした。

使用用途や印刷する紙、加工の種類それぞれのサンプルが入っており、仕上がりのイメージがかなり具体的になりました。 やはり実際に刷られたサンプルを見られるのは良いですね。

もうひとつのグラフィックさんも同じタイミングでサンプル請求したのですが、在庫切れとのことで未だに発送されていません…… 忘れられたのかな( ˘ω˘ )

最終的に1社しかサンプルを見ていませんが、いただいたサンプルに特に不満もなく、イメージも固められたので、デジタさんに印刷をお願いすることにしました。

発注

今回はカラーのステッカーなので、発色の良さそうな「アート紙」という紙を選びました。 いろいろな紙を見比べながら選べるのは、サンプルがあることの良さですね。

最終的な発注のオプションは以下のようになりました。

[名 称]ステッカー印刷(自由形)/紙素材シール (非耐水)/アート紙 [色 数]フルカラー [サイズ]250平方センチ以内200平方センチ以内 [オプション加工]普通のり/ マットPETラミネート/ 40パス以内200パス以内/ 1シートに複数枚 [枚 数]10枚

取り消し線が引いてあるのは、発注後に、入稿したデータに合わせて変更になった部分です。

サイズについては、入稿したデータのキャンバスの大きさに関わらず、カットライン(が収まる矩形)の縦×横の面積になるようです1。 ぼくはB6の大きさでキャンバスを作っていたのですが、上下がやや余っていたので、面積は少し小さめに修正になりました。

もう1つのパスについては、カットラインのパスを構成する「頂点の数」のようです2。1つのクローズドパスで「1パス」と数えるのだと勝手に思い込んでいましたが、違いました。 ちなみに、これを調べるのはPhotoshopでは大変、というかできませんでした。パスを一回 .ai で書き出して、Illustratorから見ると確認できます。ちょっと面倒。

トータルのおねだんは、10枚で ¥2,938 となりました。

完成

発注後7営業日で発送になりました。 この「7営業日」は意外と罠で、ぼくは金曜に注文が確定したため、翌々週の月曜になってようやく発送になりました。なんとなく次の週には届くと思っていたので、「遠いな!」ってなりました。

さて、完成品はこちら。

量産型にのめちゃん。かわいい。

800dpiという高解像度で入稿したおかげか、ドット感は全くと言っていいほどありません。発色もキレイです。 カットラインがどれだけズレるか気になりましたが、今回はズレはほとんどありませんでした。 全体的に満足のいくものができました。

通販します

1人で10枚持ってても仕方がないので、通販しようと思います。

ご興味のある方は@notozekiに@かDMをください。

それでは。

Footnotes

  1. サイトにはちゃんと「塗りたし部分は面積に含まれません」と書いてあります。よく読もう。 http://www.digitaprint.jp/seal_price21.php

  2. サイトにはちゃんと解説が書いてあります。よく読もう。 http://www.digitaprint.jp/seal_cutpath.php

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