にのまんが 感想戦 #2
前回に引き続きにのめちゃんの漫画を描きました。
お兄ちゃんが好きすぎて盛大な勘違いをするにのめちゃん #にのまんが pic.twitter.com/yqlegO3FEj
— のとぜき (@notozeki) October 16, 2022
これは人類普遍の欲望だと思うのですが、妹にごはん作ってもらいたいですよね。わかる。
実はこの漫画のアウトラインは数年前にもぼんやり考えていて、当時はうまく形にならずに諦めていました。前回もそうですが、私の場合は2-3ページくらいの少ないページ数でも良いと考えると途端に描きやすくなるみたいです。昔は謎のこだわりがあって、「漫画たるもの最低8ページはないといかん」とか「起承転結をしっかり考えないといかん」みたいな考えに囚われていました1。その頃から考えると進歩したものです2。
昔これを考えていたときに、描きたいシーンをツイートしてた気がしたので、探してみたらありました。
にのめちゃんはスマホで文字打つときに一文字一文字読み上げながら打っちゃうし、送信ボタン押すときに「えいっ」とか言っちゃうタイプ。
— のとぜき (@notozeki) December 22, 2016
にのめちゃんのキャラが良く出ているシーンですし、数年越しに形にできて満足です。
今回、仕上げはちょっとだけ丁寧にやりました。一応ペン入れ的なことをして、トーンの代わりにベタ塗りで色を入れました。前回は濃淡がつくペンで陰影を入れていて、今回も最初はやってみたのですが少しイマイチでしかも時間がかかるので、思い切ってベタ塗りにしたら割と良かったです。
ただこれはある程度しっかりペン入れしたからこそ使える方法な気もするので、ペン入れのコストがかかりがちなのがネックではあります。もう少し低コストな方法を模索したいですね。あと兄の髪を塗るのがめちゃくちゃ面倒くさかったです。
ところで、蛇足というか漫画で描けよという話かもしれない補足をすると、にのめちゃんとお兄ちゃんは家庭の事情で二人暮らしで、兄は生徒会があって少し遅めに帰るので、晩ごはんは基本早めに帰ってくるにのめちゃんが作るという裏設定があります。このあたりの話もどこかで描きたいですね。
現場からは以上です。